
ドルは週明けから後退した。両政府が先週末に協調して円を買い入れていたことを確認した後、月曜朝には一時156円を下回り、金曜日の東京市場の160円とニューヨーク市場の157円台後半から下落した。この動きは東京とワシントンによる15年ぶりの協調為替介入であり、日本の為替政策を担う人物は、これが最後にはならないと明確にした。
この下落は、介入が確認されてから市場が迎えた最初の終日取引の動きであり、その動きの威力と限界の両方を示した。ドルは下落したが、暴落はしなかった。東京時間の午前中盤には156.13円前後で取引され、円にとっては確かな上昇だが、長い下落が始まる前に円が維持していた水準からはほど遠い。
市場を動かした確認
介入そのものは金曜日に行われたが、確認は段階的に行われた。週末には、トランプ大統領が、米国は友好のしるしとして日本の円支援に協力したと述べた。月曜日には東京の財務省が公式に認め、日本と米財務省が金曜日に協調して円を買い入れた。両国が一体となって行動したのは、東日本を壊滅させた地震と津波の後に足並みをそろえて円を売った2011年以来初めてのことだ。
日本の為替担当トップ官僚である三村淳氏は、いつもの決まり文句を超える発言をした。同氏は、為替の激しい変動を抑えるため行動を続けると約束し、今回の作戦を日米通貨同盟の完成と位置づけ、必要ならば両国が一体となって動くことを示唆した。長年にわたり互いを通貨操作だと非難し合ってきた関係としては、異例の言葉だった。
数字が示すもの
介入はどの尺度で見ても大規模だった。日銀の統計によると、東京は金曜日にワシントンが加わる前の木曜日だけでおよそ589億7000万ドルを支出したとみられる。フィナンシャル・タイムズ紙が引用したアナリストらは、共同介入を約8兆4500億円、およそ528億ドルと試算し、日本の経済紙・日経は6兆から7兆円と推定した。円は先月、米国の高金利、原油価格の上昇、根強い資本流出を背景に、1986年以来の最弱水準となる1ドル=163.24円まで下落していた。
即座の効果は急激な反発だった。円は金曜日終盤までに164円台から157円台前半まで上昇し、月曜日の確認がその流れを延長した。しかし介入には、東京の株式市場に表れた代償も伴った。日経平均は安く寄り付き、午前中盤までに約2.1%下落し、自動車メーカーなどの輸出企業が下落の中心となった。円高は輸入代金を支払う日本の家計にとっては良い知らせであり、海外で販売する企業にとっては悪い知らせだ。
手段の限界
このパターンは見慣れたものだ。日本は4月と5月に円買い介入を行ったが、効果は数週間で薄れた。日銀は6月に政策金利を31年ぶりの高水準となる1%に引き上げたが、円はそれでも下落し続けた。介入は一つ一つが時間を買う行為であり、時間は別の形で尽きつつある。円安は輸入物価とインフレを押し上げ、家計を直撃し、高市早苗首相の支持率を圧迫している。
問題は、今回の共同介入がこれまでの計算を変えるかどうかだ。三村氏の通貨同盟に関する言葉は、東京が今回は傍観者ではなくパートナーを得たと信じていることを示唆する。ワシントンの参加は、およそ30年前の1998年以来となる米国との円買い介入であり、米国側にはリスクも伴う。円を買うことは他の通貨を売ることを意味し、財務省の威信を円の運命に結び付けることになる。
東京は、再び介入することをためらわないと警告している。その警告を以前にも聞いたことがある市場は、次の動きが今回と同じ規模になるかどうか、そしてワシントンがなお綱のもう一方の端を握っているかどうかを注視するだろう。月曜日のドル下落はメッセージだった。問題は、誰がそれを送ったのか、そして次に円が救いを必要とするとき、誰がそこにいるのかだ。
出典
- Kyodo News: Dollar falls sharply vs. yen amid warnings of further intervention
- Reuters: Japan, US confirm joint yen-buying intervention, signal more to come
- The Japan Times: Japan confirms joint yen intervention with U.S., signaling readiness for more action
- Morningstar/Dow Jones: U.S., Japan Intervene to Boost Yen for First Time Since 1998
雅子 訳

