トランプ氏、「2028」の帽子をかぶって記者団夕食会に出席、任期制限問題に言及

ドナルド・トランプ氏は金曜日、ホワイトハウス記者団協会の夕食会に「トランプ2028」の帽子をかぶって出席し、集まった記者団に対して大統領4期目に立候補するつもりだと語った。冗談だった。会場、帽子、会場の雰囲気からそれは明らかだった。しかし、そのジョークにはある種の意味があった。トランプ氏は政治キャリアを通じて、他の政治家がほのめかすだけのことを声に出して言い、そうした発言のいくつかは現実のものとなる傾向があるからだ。

米国憲法修正第22条は、大統領に3回以上選出されることを禁じている。トランプ氏は既に満期の任期を1期務め、現在2期目を務めている。3期目はおろか4期目は、明白に違憲である。しかし、この修正条項は、積極的に異議を唱えようとする大統領によって試されたことがなく、トランプ氏は長年にわたりこの問題を巡り続けてきた。

集会やインタビュー、そして今度は記者団夕食会の舞台で、彼は自身の在任期間を延長する考えを示してきた。通常はジョークとして包まれ、時には「ディープステート」や、自身の1期目の時間を奪ったという「魔女狩り」への不満として表現される。形式は様々だ。根底にあるメッセージは変わらない。

今回の記者団夕食会自体は、トランプ氏が2期のうちに出席した最初のものとして注目された。彼は演台で、メディアへの侮辱、政敵への攻撃、そして彼の標準的な見せ物となった自己言及的なユーモアが混ざった、取り留めのないスピーチを行った。「2028」の帽子はその夜の小道具であり、撮影され、共有され、議論された。

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憲法学者なら言うだろう。議論の余地はない、修正第22条は明確であり、1951年の批准以来、それを覆そうとした大統領はいない、と。しかし、問題は本当に憲法についてではない。トランプ氏が絶えず任期制限の境界を試すことが、行政府の権力に関する彼の考え方を国に示していることこそが問題なのだ。

記者団を前にした夕食会で4期目をジョークにする大統領は、法案を提案しているのではない。彼はその考えを正常化している。考えられるようにしているのだ。そしてアメリカ政治では、考えられるようになったことが議論の対象となり、議論の対象となったことが危機へと変わりうる。

トランプ氏は80歳。現在の任期が終わる82歳で退任する。「2028」の帽子は、悪いジョークの記念品として引出しにしまわれるかもしれない。しかし、彼がそれを公の場で、カメラの前でかぶったという事実は、より大きなパターンの中の小さくとも確かなデータ点である。大統領権力の境界線が試されており、そのうちの一つが笑いを取ったのである。

雅子 訳

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