
ワシントンはイスラエルに対し、数十機の追加空中給油機を派遣することを通知した。トランプ大統領がイランに対する米軍作戦の大幅な拡大を検討している中での動きである。
今週初めにホワイトハウスの状況室で開かれたブリーフィングでは、軍当局者がイランを攻撃するための複数の新たな選択肢を提示した。トランプ大統領はまだ具体的な計画を承認していないが、アクシオスに語った米国およびイスラエルの当局者によると、同大統領は現在のホルムズ海峡周辺での作戦をはるかに超えたエスカレーションに前向きな姿勢を示しているという。
提示された選択肢には、イランの発電所やその他のインフラへの爆撃、テヘランの濃縮ウラン備蓄をさらに地下深くに埋めるのに十分な深度の核施設への追加攻撃、そしてイランが新たな地下核施設を建設していると疑われる「ピックアックス・マウンテン」として知られる拠点への攻撃が含まれている。当局者によると、数日以内に決定が下される可能性がある。
給油機は、より大規模な作戦を支える物流上の要である。米軍は現在、テルアビブ近郊のベングリオン空港に約30機の給油機を配備し、イスラエル南部のラモン空軍基地にも同程度の数を配備している。ワシントンは今後数日でさらに数十機を派遣し、イランとの戦争が始まった当初の水準にまで総数を戻す考えだ。
米軍は、他の地域の基地が潜在的なイランのミサイル攻撃に近く、防御力も劣るため、ほとんどの給油機をベングリオンに維持することを好んでいる。しかし、イスラエル主要国際空港への米軍機数十機の長期展開はすでに深刻な混雑を引き起こしており、民間機の運航が麻痺寸前になることもしばしばある。ミリ・レゲブ運輸相は、ベングリオンからの航空機の移動またはその数の制限を求めてきた。国防省とイスラエル軍は制限に反対し、これらの航空機は不可欠な作戦目的を果たしていると主張している。
トランプ政権はイスラエル政府に対し、追加の給油機の到着を承認するよう正式に要請した。ベンヤミン・ネタニヤフ首相が最終判断を下すとみられる。
拡大計画は、米軍がイラン標的への7夜連続の攻撃を終えようとしている中で進んでいる。最新の攻撃では、ホルムズ海峡近くの主要な革命防衛隊作戦拠点であるバンダル・アッバス周辺の少なくとも7つの橋が攻撃され、戦略的海峡周辺のイラン軍への弾薬、増援、装備の輸送に使われる補給線が遮断された。
イランはこれに対し、ヨルダン、カタール、バーレーン、イラク、クウェートにある米軍基地への攻撃を強化している。革命防衛隊はまた、シリアの米軍基地を攻撃したと主張しているが、米軍は数カ月前にその場所から撤退していた。
ネタニヤフ首相は今週の演説で直接このエスカレーションに言及し、イランの指導部に対しイスラエル領土への攻撃を警告した。「我々を攻撃しても静かでいられると思うな」と同首相は述べた。「再放送を期待するな。再放送では済まない。前回も十分強力だった。今回は別の出来事だ。はるかに強力になる」
現時点では、イランは依然としてイスラエルを直接攻撃することを控えている。これは、そうすることでさらに激しいイスラエルの報復を招くことを懸念しているためとみられる。しかし、さらに数十機の米国給油機が到着し、トランプ大統領の机の上に新たな攻撃選択肢が置かれている今、問題は戦争が拡大するかどうかではなく、どこまで拡大するかである。
雅子 訳

