
バシャール・アル・アサドの核計画の最後の秘密が、荷造りされ、シリア国外へ運び出されようとしている。ほとんど誰にも知らされることなく結ばれた合意のもとでのことだ。ニュースサービス「アクシオス」は月曜日、イスラエルと米国の当局者の話として、国際原子力機関(IAEA)の査察官が、トランプ政権がダマスカスおよびエルサレムと交渉した了解に基づき、同国内の隠された施設から核物質を搬出しようとしていると報じた。
報道でサイト99と呼ばれるその施設には、とっくに終わったはずだった計画の残骸が眠っている。物質はイエローケーキ、すなわち濃縮燃料への第一歩となる粉砕・精製済みのウラン鉱石で、本格的な核爆弾には単独では使えないが、汚い爆弾(ダーティーボム)にはうってつけだ。それはアル・キバール原子炉の残滓であり、北朝鮮の支援を受けてシリア東部に建設され、2007年にイスラエル軍機によって破壊されたプルトニウム生産施設で、当時、最も効果的な隠密攻撃の一つとされた。アサドは瓦礫がテレビに映るまで原子炉の存在を否定した。そして生き残った物質は、内戦と2024年末の政権崩壊を経て、アハメド・アル・シャラア政権がダマスカスで発足するまで、その場に留まり続けた。
アクシオスが伝えるところによれば、この取引はまとまるまでに1年以上かかり、何度か破談になりかけた。アサド政権崩壊後、IAEAはダマスカスの新政権と、原子炉やその他の核施設を対象とする別のアクセス合意を結び、その過程でサイト99が焦点となった。イスラエルはこの施設を注意深く監視しており、物質が国外に搬出されない限り、あるいはダマスカスがそれに手を伸ばす兆候を少しでも見せれば、施設を再び爆撃すると警告し、物質が残ることを許さないと明確にしていた。ワシントンとエルサレムは、最も危険の少ない選択肢はシリア政府の協力を取り付けることだと結論づけ、交渉は数カ月にわたり、脅迫の応酬と外交文書の交換を経て、数週間前にようやく合意が成立した。
アクシオスに語った当局者たちが繰り返した最も奇妙な点は、シリア政府が物質の存在を知らなかったと主張していることだ。ダマスカスの当局者らは、施設に核物質があるとは全く知らなかったと述べた。交渉に関わった人々はアクシオスに対し、事情を知る者の輪は極めて小さく、3カ国に広がっていたと語り、新シリア政府がこの取り決めにおいて良いパートナーであることを証明したと述べた。ダマスカスが旧政権が砂漠に残したものを本当に知らなかったのか、それともそう言うのが都合が良かったのか、結果は同じだ。新しいシリアは古いシリアの秘密を引き継ぎ、今それを手渡している。
この取引は第三国を抑え込むためにも組まれた。報道によれば、イスラエルはトルコの姿勢に終始疑念を抱いており、この取り決めは、アサド政権を倒した攻勢を後押しし、新ダマスカス政権に最も近い後援者であるアンカラを巻き込む対立を防ぐことも目的の一部だった。誰かがその火種をめぐって発砲せねばならない事態になる前に、搬出は火種を論点から取り除いた。
トランプ政権にとって、この出来事は自身のシリア政策の正しさを証明するものとして提示されている。アクシオスは、この取引が、7月にアンカラで開かれたNATO首脳会合の際にトランプと会談したシャラアとの緊密な関係を政権が活用し、危機を静かに封じ込めたことを示していると指摘する。アンカラでの握手とサイト99での引き渡しは、同じプロジェクトに属している。ワシントンと取引する新しいシリア、というプロジェクトだ。
起きかけたことは、はっきり述べる価値がある。20年前、イスラエルはアル・キバールの問題を爆弾で解決した。サイト99の物質も同じ解決策の射程内にあり、イスラエルはそう言明していた。だが代わりに、国際的な査察機関が立ち入り、ウランを点検・計上し、それを携えて立ち去る。世界はこの一連の作戦全体を、ニュース報道で知ることになる。始まった時と同じ沈黙のうちに終わるはずだったアサドの核計画は、梱包リストとともに終わる。
搬出はIAEA自身によって確認されておらず、詳細は匿名を条件に語った当局者たちの証言に基づいている。しかし、この話の輪郭は、この施設の歴史について知られているすべての事実と整合する。ウランは静かにシリアを離れようとしている。その計画の長い物語の中で初めて、静けさこそが最善の結果なのである。
雅子 訳

