Iran’s Warning to Bulgaria: A Small War Getting Bigger

イランはブルガリアに対し、米国が自国の領土を軍事作戦に使用することを許可しないよう警告した。これは、戦争が本来の戦域を超えて拡大し、巻き込まれることを望まなかった国々を引きずり込んでいることを示す最も明確な兆候である。

ブルガリア政府は、首都ソフィアの南東約260キロにあるベズメル軍事施設に、最大8機の米国空中給油機を配備するための議会承認を求めている。これらの航空機は戦闘機の空中給油に使用されるもので、兵站機能であり攻撃任務ではない。しかしテヘランにとって、その区別は重要ではない。

イラン外務省報道官のエスマイル・バガエイは、イランに対する米国の攻撃を容易にするいかなる活動も、ブルガリアを「侵略者と無法者の共犯者」にすると述べたと、イラン国営メディアが伝えている。

「イランに対する軍事作戦における米国へのいかなる援助や支援も、侵略および戦争犯罪への共謀とみなされる」とバガエイは述べ、ブルガリアに対し「侵略者と無法者の共犯者」にならないよう求めた。

二つの火にはさまれるNATO加盟国

ブルガリアはNATO加盟国でありEU加盟国でもある。トルコと国境を接し、トルコのインジルリク空軍基地にも米軍機が駐留している。戦略的には黒海の西縁に位置し、イランのミサイルやドローンの潜在的飛行経路に十分近い。

ベズメル基地はもともとソ連時代の空軍用に建設された。ブルガリアは2004年のNATO加盟後、この基地の近代化に長年を費やしてきた。今やそれは、同国が決して投票したことのない戦争における交渉の駒となっている。

これは仮定の話ではない。イランはすでに、協力をしていると非難する米国の同盟国を攻撃している。また、後方支援を提供する湾岸アラブ諸国への報復攻撃を誓っている。イラン当局者はトルコとアゼルバイジャンの両国に対し、自国の領土からの攻撃を許さないよう警告している。

「トルコとアゼルバイジャンは我々の標的ではない」とイランの軍事顧問ヤヒヤ・ラヒム・サファビは今週初めに述べた。「しかし、我々に対する攻撃が彼らの領土から開始されてはならない。さもなければ、彼らを標的とする。」

トルコはインジルリク基地を攻撃に使用しないとイランに伝えたと報じられている。ブルガリアはそのような保証を何も行っていない。

実現しなかった停戦

タイミングが重要である。米国とイランは過去1か月間、エスカレートするテンポで攻撃を交わしてきた。先週トランプ大統領が離脱した6月に署名された暫定停戦合意は、一時停止への期待を高めていた。しかし代わりに、戦闘は以前よりも激しさを増して再開された。

1か月前、両陣営は対話を行っていた。今やイランはバルカン半島のNATO加盟国を脅かし、米国の給油機はブルガリアへ向かって移動しており、10波連続となる米国の攻撃がイランの標的に命中している。

ソフィアでは誰も戦争を叫んでいない。ブルガリア政府は給油機の配備を日常的な支援体制の取り決めとして位置づけている。しかしテヘランからの言葉は、彼らがそれを異なる見方で捉えていることを示唆している。すなわち、一線を越えればNATO加盟国すべてが戦闘員になるという見方である。

そしてそれが、ブルガリアが現在置かれている居心地の悪い立場である。標的にならずに同盟の義務を果たそうとする小国。イランは明白な言葉で、両方を手にすることはできないと告げているのだ。

雅子 訳

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