AI投資2000億ドルの中、AmazonのAGI部門が人員削減

Amazonの人工汎用知能(AGI)グループは、未公表の数の役職を削減した。同社は2026年に2000億ドルの設備投資を見込み、AIを「現在取り組んでいる最も重要な分野の一つ」と位置づけている。

今回の人員削減は、モデルカスタマイズとポストトレーニングに携わるチームを対象としており、Adeeb Shanaa副社長(AGIデータサービス)とVishal Sharma副社長(AGI情報)が統括している。ロイター通信や従業員の報告によると、一部のチームでは約10%の削減があったという。

Amazonの広報担当者は声明で、「顧客にとって最も重要なイニシアチブに焦点を絞り、重要な分野でより迅速に前進できるようにする」と述べている。これは標準的な再編の論理であるが、AIを最大の賭けとするAmazonの同時期の宣言とは相容れない。

これらの削減は、2025年10月以降に3万人以上の従業員を削減してきた広範な人員削減の一環であり、2026年1月だけでも1万6000人に上る。しかし、AmazonのAI投資の軌道は逆方向に進んでいる。Amazonのカスタムシリコン事業は200億ドルの収益源となり、AWSは2027年末までにデータセンター容量を2倍にする見込みであり、同社はNovaファミリーの基盤モデルの開発を継続している。

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AGI組織は現在、2025年12月に指揮を執ったAmazonのベテラン幹部、Peter DeSantisの直属となっている。この再編は、AGIグループ内の優先順位の変化を示している。基盤モデルの開発とインフラ投資は引き続き加速しているが、汎用モデルを特定の企業ニーズに適応させる作業であるポストトレーニングとカスタマイズ層は、優先順位が低く扱われている。

この矛盾はAmazonだけに固有のものではない。テクノロジー業界全体で、企業はAIインフラに数千億ドルを注ぎ込む一方で、それらのシステムを構築・維持するチームの人員を同時に削減している。Oracleは今月初めにAIへの転換に伴い2万1000人の人員を削減した。MicrosoftはAI加速の名の下に、営業部門とXbox部門を縮小した。このパターンは、業界のAI戦略がインフラと人材を補完関係ではなく代替関係として扱っていることを示唆している。

出典:[AmazonのAGI部門、人間はオプションであることが判明](https://www.theregister.com/ai-and-ml/2026/07/23/amazons-agi-department-finds-humans-are-optional/5276874)(The Register、2026年7月23日)

雅子 訳

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