OpenClaw、セルフホストAIエージェント向けiOS/Androidコンパニオンアプリを公開

OpenClaw(オープンソースのセルフホスト型AIエージェントプラットフォーム)が、ネイティブのiOSおよびAndroidコンパニオンアプリをリリースした。これによりユーザーは初めてスマートフォンからAIエージェントを操作できるようになった。しかし、初期のレビューによると、モバイル体験には大幅な改善が必要だ。

OpenClawは、Mac、Linuxマシン、またはWSL2経由のWindows PC上で動作するセルフホスト型AIエージェントである。ユーザーはClaude、OpenAI、GeminiなどのAIサービスからAPIキーを接続し、エージェントにメッセージングアプリ、ファイル、ウェブブラウザ、その他のツールへのアクセスを許可する。このプラットフォームはClawdbotとしてスタートした(Anthropicが元の名前に異議を唱えたため改名)が、現在では最も人気のあるオープンソースエージェントフレームワークの1つとなっている。

新しいモバイルアプリはコンパニオンノードであり、スタンドアロンクライアントではない。既存のOpenClawゲートウェイにWebSocket経由でポート18789を使用して接続し、ローカルネットワーク検出にはmDNS、リモートアクセスにはTailscaleを利用する。接続プロセスではペアリングが必要で、ゲートウェイ所有者がコマンドラインでデバイスを承認する必要がある。

ペアリング後、アプリは複数の機能を提供する:AIアシスタントとのチャット、ドキュメントスキャン用のカメラキャプチャ、分析用のスクリーンスナップショット、位置情報の共有、ハンズフリー操作用の音声入力。iOSアプリはWKWebViewキャンバスをレンダリングし、AIエージェントがURLに移動してJavaScriptを実行できる。Androidアプリは同様の機能に加えてチャットセッション管理機能を提供する。

初期の評価は賛否両論である。ユーザーはセットアッププロセスが簡単ではないと報告している。アプリが実用的になるまでには、稼働中のゲートウェイ、ネットワーク設定、CLIベースのデバイス承認が必要だ。トラブルシューティングガイドには、NODE_BACKGROUND_UNAVAILABLE(iOSのバックグラウンド制限によるコマンド実行不可)やA2UI_HOST_NOT_CONFIGURED(ゲートウェイアドレス設定不足)などの一般的なエラーがリストアップされている。

アプリはApp StoreとGoogle Playで無料で入手可能だが、機能させるにはセルフホスト型ゲートウェイが必要である。

雅子 訳

出典:OpenClaw reveals iOS and Android mobile apps at last (TechRadar、2026年6月30日); Open Source AI Agent OpenClaw Gets Native iOS App (MacRumors、2026年6月29日)

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