
マイクロソフトは、同社の低価格帯Surface PCラインであるSurface GoとSurface Laptop Goの販売を終了した。同社のハードウェアロードマップに詳しい関係者によると、現在のモデルであるSurface Go 4とSurface Laptop Go 3は、ほとんどの小売店で在庫切れとなっており、再入荷や後継機種の計画はない。
この動きは、2023年に始まったSurfaceポートフォリオの段階的な整理を完了させるもので、これまでにSurface Studio、Surface Laptop Studio、Surface Duo、Surface Hub、Surface Book、Surface Headphones、Surface Earbudsの各ラインが販売終了となっている。
ポートフォリオは2つのフォームファクターに削減
Surfaceラインは現在、Surface Pro(12インチおよび13インチモデル)とSurface Laptop(13インチ、13.8インチ、15インチサイズ、およびComputex 2026で発表された新型Ultraモデル)のみで構成されている。マイクロソフトのWebサイトは更新され、GoとLaptop Goのカテゴリは完全に削除されている。
Surface Goの終了は特に顕著な損失である。10.5インチの着脱式端末はエンタープライズ向けフリートで人気のデバイスとなっており、最終世代のSurface Go 4は法人顧客のみを対象にリリースされていた。その撤廃により、マイクロソフトは600米ドル(約48,000円)未満のSurfaceデバイスを提供しなくなり、低予算の法人顧客はサードパーティのWindowsデバイスに流れる可能性がある。
戦略的な転換
この整理は、特にAI機能を中心に最も効果的に差別化できるプレミアムセグメントに自社ハードウェアの取り組みを集中させるというマイクロソフトの戦略を反映している。同社の最近のSurface製品は、有機ELディスプレイ、触覚タッチパッド、最新のQualcomm Snapdragon X2プロセッサなど、価格を本質的に押し上げる高性能仕様に重点を置いている。
マイクロソフトの広報担当者は販売終了についてコメントを控えたが、両製品をリストから削除した更新済みのSurface Webサイトを指摘した。
出典: Surface Go and Surface Laptop Go are dead (Windows Central、2026年6月30日); Microsoft prunes Surface Go and Surface Laptop Go (Tom’s Hardware、2026年6月30日)

